カタログNO_B060
きっかけ | 当社への連絡 | ||
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引取方法 | 引取日 | ||
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 0日間 |
納品方法 | 納品日 | ||
納品場所 | () | ||
納品住所 | |||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
椅子種類/分類1/分類2 | ソファ/モダンタイプ / 1人掛け肘付きソファ |
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加工内容 | 修理・補強 |
数 量 | 2脚 |
生地 | 布地支給 |
加工費 | ソファの肘部分の修理費用 @ 16,500 円(税別 15,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
引き取り・納品代 ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 肘部分がくるくる回るようになってしまったので取り付け直し |
Before & After
HPをご覧いただき”見積りフォーム”からお問い合わせいただきました。どうやら会社の応接室でご使用のソファの肘部分が取れてしまっているとのことでした。そこで、メールに添付してソファの写真を送っていただきました。写真を見ながらMI社にお電話しました。座面にポツリと空いている穴があったので、紐で肘を下に引っ張り込んでいる構造だろうと思い、それを確認させていただきました。修理の手順が頭に描けたので、電話でお見積りさせていただきました。ソファ肘修理費は1脚6,000円。その後、メールにて正式にご注文いただきました。修理期間はMI社の休業日の土・日を利用して金曜日の夕方お引取り、月曜日の朝1番で納品といったMI社の業務にご負担のかからない日程を組ませていただきました。こういった日程のご提案が可能なのもアラ・カワが”AZUMAのイス張り職人”で自分自身で修理を行うために、予定の組み方が自由だからです。あとは自分たちのがんばり次第です。
高さの低い肘部分は上からよりも外方向へ力がかかりがちです。長椅子になると横になって枕になさる方も多いと思います。それでもイスはイスとして使用するために設計されているものが多いので、肘部分も上からの力には耐えられるような構造のものが多いようです。肘を横方向から押してみて多少でも動くようならご使用にご注意ください。
ReChair椅子張り職人の仕事
1.ソファ肘の修理依頼
応接ソファの肘の前方がフラフラと動いてしまうそうです。見た感じのソファ構造上、肘底面から座の座面クッションを貫通して紐を通して引っ張って止める構造だと思いました。ですから、紐を付け替えて引っ張りなおす修理内容だと予想しました。
2.肘に紐をつける
肘底面から紐を出すために肘に張ってある張り地を剥がし、中の板材を取り出し、板の穴に紐を通して固定します。もともと綿の紐が使われておりましたが、今回は切れにくいようにナイロンの紐を用いました。
3.肘を本体に取り付ける
肘に紐を通したら、今度は肘を本体に取り付けます。座のクッション部分は柔らかく、紐を直接座面裏側まで貫通させ、本体木枠に打ち付けてます。ここまでの工程を写真を見たときに予想し、お見積りさせ上げました。
4.完成
当初の予定通り、肘から出した紐を座面を貫通させて木枠に打ち付けることで固定しました。肘がしっかりと固定されたことを確認して底張りをし完成となります。