カタログNO_C366
ダイニングチェア
きっかけ | 当社への連絡 | ||
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引取方法 | 引取日 | ||
依頼加工内容 | 工房での作業 | お預かり期間 | 0日間 |
納品方法 | 納品日 | ||
納品場所 | () | ||
納品住所 | |||
ご注文回数 | 初回 |
加工内容
製造メーカー | 秋田木工社製 |
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椅子種類/分類1/分類2 | ダイニングチェア/座面 / 籐張り |
加工内容 | 張り替え |
数 量 | 6本 |
生地 | 籐 |
加工費 | ダイニングチェア座面の籐の張り替え @ 16,500 円(税別 15,000 円) |
その他の費用 ご依頼条件にて異なる |
送料(納品代) ※加工費の他に上記の費用がかかりました |
作業内容の詳細 | 手編み式でしたが、溝を掘ってはめ込み固定式で張り替え |
Before & After
HPをご覧いただき、ダイニングチェア座面の籐張り替え(2脚)の件でお電話にて直接お問い合わせいただき、すぐに工場へお持ち込みいただきました。実際にダイニングチェアを拝見すると、籐の張り方が手編みで張られているタイプでした。同じように手編みで張り替える方法と溝を掘って籐のシートで張り替える方法との両方を見積もらせていただき、溝を掘って籐のシートで張り替える方法で決まりました。ダイニングチェア座面の籐の張り替えは1脚 8,000円。お持ち込みいただいたので、この他にかかるものはありません。
長年お使いになったダイニングチェアの座面は籐で手編みされたものでした。手編みというのは1本1本の籐を木枠に開けられた穴を通しながら編み込んでいく工法です。非常に手間がかかり、1本仕上げるのに丸々1日はかかってしまうほどの手間となります。そのため張り替えの加工費もかかってしまうため、なぜ手間がかかるのかをお話しさせていただきまして、張り替えの方法についてご検討いただきました。
結局、SH邸のダイニングチェア座面の張り替えでは、手編みでの工法は高額になってしまうため、溝を新たに掘って、あらかじめ編み込んである籐のシートを張り、その溝には溝の幅と同じ太さの籐を接着剤を入れながら押し込んで張り上げます。手編みの工法の全てにこの方法が可能かどうかと言うとそうではありません。溝を掘る加工が出来るものに限ります。SH邸のダイニングチェアは座面をなんとか取り外せたので、この方法での張り替えが可能となったのです。