ウェービングテープ張り
ダイニングチェア座面の張り替えにチャレンジ!!
ウェービングテープの張り方についてご質問が多かったので付録として用意して説明させていただくことにいたしましたのでウェービングテープ張り作業が必要な方はご参照ください。
ウェービングテープの張り方についてご質問が多かったので付録として用意して説明させていただくことにいたしましたのでウェービングテープ張り作業が必要な方はご参照ください。
ウェービングテープの張り作業をするのに必要な工具と材料を紹介します。左上にその工具と材料を紹介していますが、絶対必要となるのが赤字の3点です。サイト内でも販売しておりますので必要の際はご注文ください。
工具や材料の使い方については追って説明します。
必要 | ウェービングテープ |
---|---|
必要 | ガンタッカー |
必要 | カッター |
縦方向、横方向の順で張っていくことが多いです。
まずは縦方向に張るために横方向にマジックなどで前後の方向に印を付けます。必要本数はもともと張ってあった数で構いませんが、ウェービングテープの幅が50mmなのですが、この幅と同じ程度隙間を空けて数えて大丈夫です。
今回は縦4本、横4本として説明を進めていきます。ウェービングテープを打つ位置を木枠の空いた部分の約5等分になるように印をします。
特に前後方向に対してどちらを先に打たなければならないという制約はありません。写真では前方向から後ろ方向へ引っ張ることとします。
8~10発ほどステープルを打ち付け固定し、反対側へ引っ張ります。ウェービングテープを架ける間隔にもよりますが、ダイニングチェアの座面ぐらいであれば5cm程度引っ張って同様に10発ぐらいステープルを打ち込みます。これを4本分行います。同様の引っ張り具合で引っ張るのがコツですが、引きすぎると木枠が反ってしまうので木枠の状態をみながら引っ張り具合を調整するのがコツです。
これで縦に1本のウェービングテープを張り終えましたので4本分同様の作業を繰り返します。このときすべて同じテンションが張ってあるように仕上げます。
同じ分だけ引っ張れば椅子の座面の数だけ同様のテンションに仕上がりますので気にかけて作業を進めてください。
次に横方向に対してウェービングテープを張っていきますが、このときウェービングテープを網代(あじろ)になるように張っていかなければなりません。これはウェービングテープを面として力を受けられるようにする工夫です。(座面が湾曲している場合は網代編みにしない方法もあります)
横方向も今回は4本張る場合で説明いたします。5等分になるようにイメージ印を付けてください。1本目のウェービングテープを縦のウェービングテープに編ませて通し、ステープルで止めて、反対側に引っ張って止めます。
2本目は1本目と逆になるようにウェービングテープを通していきます。3本目、4本目もそれぞれが逆になるように通して止めていきます。
ウェービングテープを張り終わると縦横方向ともしっかりと網代に編まれたウェービングテープ張りができあがっております。このような状態になってウェービングテープが面となって機能するようになります。
次にウレタン貼り(下ごしらえ)の作業 に進んでください。